報告2:京都eスポーツ協会主催「eスポーツ勉強会および交流会」 が開催されました。
2019/09/09 (月) 京都経済センター7F 商工会議所会議室7-A にて 16:00より
京都eスポーツ協会発足後の第1回となる
京都eスポーツ協会主催「eスポーツ勉強会および交流会」が開催されました。
内容は以下
勉強会:16:00 開演
交流会:18:00 開始
内容
1. 基本講演 「ゲーム業界とeスポーツ、現状と今後について」
久夛良木 健氏サイバーアイ・エンターテイメント株式会社 代表取締役社長
2. パネルディスカッション「eスポーツと地域貢献」
東京eスポーツ連合 筧誠一郎氏
愛知eスポーツ連合 片桐正大氏
福山eスポーツ協会 中島賢一氏
大阪eスポーツ連合 伊草雅幸氏
3. 活動報告「EVO2019」 小路KOG 株式会社スサノオ
4. 交流会
本日は3、4 を報告いたします。
パネルディスカッション「eスポーツと地域貢献」
真ん中:東京eスポーツ連合 筧誠一郎氏
右:愛知eスポーツ連合 片桐正大氏
大阪eスポーツ連合 伊草雅幸氏
福山eスポーツ協会 中島賢一氏
・筧誠一郎氏:「社会に置けるeスポーツの段階が、各地域でどういうことをしていくのか?
各地域が手を取り合って一つの動きにできないか」
・東京eスポーツ連合 筧誠一郎氏:
13年前にeスポーツに出会い、4年間くらいeスポーツを電通でやっていた。
昨年eスポーツ元年と呼ばれるようになり、週に一回の頻度でどこかで呼ばれるほどとなった。
官公庁、企業、大学、といった様々な場所でお話しする機会がある。
そういうところでeスポーツとはなにか?人口流出をeスポーツで止める。
色々やってみてはしたが、eスポーツが若者に一番反応いい。
東京のでの活動が主であるが、地方で盛り上がる必要がある。(茨城国体のような)
東京ではeスポーツの施設といった、eスポーツの盛り上がりが見える。
街中で野球ってどういったものですか?といった質問で答えられるようなレベルで
eスポーツを普及させたい。
・愛知eスポーツ連合 片桐正大氏:
eスポーツは、スポーツのオンライン化だな、孫さんのというところのインターネット革命である。
名古屋OJA、eスポーツチーム
本格スマホeスポーツ「シャドウバース」で競うプロリーグ戦に参加している。
日本はプロスポーツリーグの収入はほぼ横ばい(野球
アメリカでは上昇し続け、日本との差は広がる一方
名古屋を元気に、日本を元気に、優しい社会に
eスポーツは頭のスポーツ、詰めていけばビジネスマンの生産性の工場に繋がるのでは?
「産業を作る」「夢を作る」「社会に答える」
・大阪eスポーツ連合 伊草雅幸氏
eスポーツコネクト社のやっていることが2つある。
プロゲーミングチームの運営、eスポーツコミュニティーの支援
eスポーツといってもゲームタイトルごとにたくさんあり、コミュニティーもタイトルの数だけある。
eスポーツを支えているのは、コミュニティーである。
若者が好きでやまないコンテンツに対して、しっかりと寄り添うことが大事。
大阪から世界へ、世界中の若者が憧れる存在にプロはなりなさい。
ゲーミングハウスでのコミュニティを支える活動、しっかりと継続していく。
コミュニティを巻き込んだ取り組み「なんでもeフェス」「家電量販店でのイベント」
・福山eスポーツ協会 中島賢一氏
ゲーム系のコミュニティの支援
グレーゾーン、ブラックなイベントをちゃんとしたところでできるようにする。
民間と行政のハイブリット的な政策を打つということを得意としている。
ということで、EVOJAPANを福岡に誘致させていただいた。
eスポーツが社会にどういったポイントで効果があるか仮説を立てて産業界に提示した。
結果産業界にとって、想定の5倍以上の効果があった。
eスポーツを産業化したい。
学校に広げる。高校コンピューター部の中にeスポーツ部門を入れて活動。
結果、パソコン検定一級をすぐにとるようになった。
eスポーツの最大の障害である、お母さんたちも取り組みたい。
福岡市科学館で、ゲームが大好きな子供 VS ゲームが嫌いなお母さん のeスポーツ大会を行なった。
トーナメントを勝ち上がるということは、ゲーム嫌いなお母さんからもプラスになると意見がでる。
2019/08/02 より3日間開催された世界最大のeスポーツ の祭典 「EVO2019」
そのEVO2019に関して、実際に選手として参加したプロゲーマー小路KOGより発表が行われました。
EVOとは、ラスベガスのマンダレイベイで行われる格闘ゲームのオリンピックのようなものという説明に始まり以下の内容を発表。
・実際のEVOの盛り上がりの様子を紹介、そして3日目の最終日にはとてつもなく大きな会場で大会が行われている
・大阪からは、GO1という大阪のサイクロプスに所属しているプロゲーマーがドラゴンボールファイターズというタイトルで見事優勝。
・株式会社スサノオからも代表取締役 中野貴博 がサイドトーナメントにてスーパーストリートファイターⅡX で優勝。
・実際EVOに行くには、渡航費、渡航時間、確保する日数からハードルが高い。EVOは3日間かかるが、余裕や、日本との時差を考えれば1週間かかり、宿泊費や食事等だけでも20万円は必ず超えてしまう。
・小路KOG自身の結果報告、サムライスピリッツでは17位、BBTAGでは7位。
・そして最後に、実際6年間EVOに出場し続けている小路KOGが、今年プロゲーマーとして出場した1年、そして、その前
まではどうやってEVOに出場していたかを説明。
・医療ジムに働きながら、毎月2万円を貯金して、EVOになると1週間有給をとらしてくれと申請。負けて帰ってくると、会社からも「それだったらいかなくてよかったんじゃないの?」と煙たがれる。
しかし、今年は京都スサノオに所属し「小路かってきてくれ」と会社のみんなから応援され、今までと正反対の声をかけられるようになった。
・なぜこうなったか、eスポーツ がどんどん盛り上がってきて、eスポーツ に興味をもち投資してくれる企業が増えてきているいい流れがきている。
勉強会が終わった後には、交流会等してケータリングでの食事
そして、「ぷよぷよeスポーツ」を使用したeスポーツ体験会も行いました。